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Delicious Rainbow ~怪獣造型と食いだおれ~

シン・仮面ライダー

随分放置していたものです。。。
シン・ウルトラマン同様、公開初日に映画館まで観に行ったシン・仮面ライダーも今や、アマゾンプライムで観れるまでに時は経ってしまっている始末。

シン・仮面ライダーはシン・ウルトラマンほどには心揺さぶられることはなく、むしろその後に観た「ブルージャイアント」の方が余程感動した。
自分のウルトラマンへの想いは庵野秀明にはかなわない、と大いに動揺したのですが、仮面ライダー(というより本郷猛)への想いは自分の方が強い、と思えたのです。

シン・仮面ライダーを一言でいえば「一文字隼人がこれからヒーローになっていく序章」となります。
漫画ベースなので、本郷猛が脳だけ残るのは仕方がない。ただ、なぜ池松くんなのだ。好きな俳優さんだったのに一気に嫌になってしまった。
一文字隼人より背が低いなんてのは本郷猛信者としては認めるわけにはいかない。友人から「後半には、仮面ノリダーに見えてきて・・・」と言われて、本当にそうだった、と。個人的に今の俳優さんで本郷猛を名乗って許せるのは鈴木伸之かなぁ。
なぜに本郷猛推しなのか、それは本郷猛が初代だからです。仮面ライダーが今も続く等身大ヒーローの雄とされているのは、本郷猛の意思を受け継ぐ男たちの話だからです。本郷猛が”仮面ライダー”と名乗り、人類の自由と平和のために独り戦うことを決めたのです。池松くんも名乗りはしたが・・・もはや、緑川ルリ子のために戦っているようにすら思えた。あろうことか生殖機能までまだ有効なノリだった。いやいや、全く分かっていない。

この戦いの末に待っている世界は、自分が要らない世界になる、ということを分かっていて、独り戦い続ける男、だからこそ、我々は彼をヒーローと呼ぶのでしょう?愛する女性と結ばれることもなく、彼が目指す平和な世界に彼の力は最早疎まれる存在になってしまう。何たる自己犠牲、何たる孤独。
漫画でも一文字隼人が自分は改造人間になってしまったから、女性と結ばれることはない的なことを言うのですが、そこは少年漫画なので、ストレートには表現されていない。

薄っぺらいのですよ、決意が足りないのです、シン・仮面ライダーは!!
それは悪の組織が相手ではないからなのだろうか。今のご時世、分かり易い悪を相手には出来ないのかなぁ。。。

あと、黒バックに白字テロップが映し出されてから、昭和ライダーの曲を流すより、一文字隼人が本郷猛と共にバイクを走らせるラストシーンで流すべきでしょ!あそこで流れていたら、もっと盛り上がって余韻に浸れたはず。実際、あの曲が流れる前に帰っちゃった観客が数名いた。

シン・ウルトラマンは完結していたけど、シン・仮面ライダーは続きますよーってラストだったので、続くのかな?
ってなところで筆を置きます。



# by gu_chii | 2023-08-14 18:09 | 映画

WF2022夏~お化けゴジラと夏~

コロナ禍になってからというものWF前になると決まって感染者急増で...実は5日前の時点で竹ちゃんは参加するかどうかまだ決断していない状態でしたが、決行することに。ただ、ブースからは出ないことにしよう!ってことで、前日2年半ぶりに車でGO!
竹ちゃんとも1年は会っていなかったが、そうだっけ?みたいなノリのまま、会場入りして、準備を整え、WF当日は箱詰めからスタート。

ん?(。´・ω・)ん?
会場したみたい・・・だぞ・・・ってな感じなくらい静かなスタート。入場者制限がかかっていたらしい。
WF2022夏~お化けゴジラと夏~_c0176340_22130059.jpg
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オマケパーツで手を下向けにしたものと2種、kazさんが僅か4日ほどで完成品に。流石、早ぇ!
今回のシンゴジラ2016、お化けゴジラとして、SNSでも評価が高いそうです。
個人的にはトークで言うところの”間”を感じさせる造型だと思う。
この辺、非常に難しいと思うのだけど、ゴモラもそうでしたが、”静”ではない、といったところがポイント。
ガレージキットなので、勿論、可動部分はないんだけど、固定ポーズって感じではない”何か”を感じさせてくれる造型。
なので、あえて”間”を感じさせる、と言っておきます。

ご挨拶に1度7会場まで行きましたが、企業ブースにも行かず、数分で戻ってくる、という。かつ月曜は重要な会議があるので有休がとれず、竹ちゃんには申し訳ないけど、お付き合い頂いて、WF当日中に帰路につきました。
前回(といっても2年半前なんだけど)夕食をとったインターで飯食って帰ろう!美味かったよな!大阪の谷九でいつものうどんはちょっと危険かもしれないってことで、足柄インターの「足柄の森」なるファミレスみたいな場所でローストビーフ丼大盛
WF2022夏~お化けゴジラと夏~_c0176340_22141116.jpg
美味いが飽きる・・・かな。前回は恐らくハッシュドビーフを食べたんだっけか。
来年の冬もここで夕食かねぇーなんて言いつつ、運転を変わりべったん(大阪ではこう言う。少なくとも俺世代はこう言う。変わりばんこ、とも言う)しなががら、シンウルトラマンの解釈で竹ちゃんから自分では想い付かなかった見解を聞いて、面白いなぁって思いつつ帰りました。
(解釈の話はまた次回ってことで)

ほぼ歩かないWFは初だったし、1時間以上前に撤収するのも初だったので、何だか不思議な真夏のイベントでした。



# by gu_chii | 2022-07-31 22:51 | ガレージキット

シン・ウルトラマン

随分放置してしまっていました。。。

さて、シン・ウルトラマンなのです。公開初日、実家でテレワークしていてもソワソワして仕事が手につかず、実家から自転車で10分、車で5分以内にユナイテッドシネマ岸和田があります。そう、IMAXもあるのです!公開初日13日の金曜日、レイトショーのIMAXで観ました。当日大阪は大雨だったので車で行ってきました。初代ウルトラマンの5話分を再構築してありましたね。第5話で涙、涙で結局、よく分からず、あの大雨の中、どうやって事故らずに車を運転して帰宅したのかも記憶にない。
で、翌朝14日(土)8:15からの回を2回目観に行って漸く把握したのでした。

超々個人的な感想を言わせてもらいますと。。。「完敗です。」
なんのこっちゃでしょうけど(;^_^A もちろん、後述しますので。

一般的に、どうでした?と問われれば、
「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」
というキャッチコピー(?)に全てが集約されています、と答えます。
テロップにあった「総宣伝監修 庵野秀明」流石です。

さて物心ついた頃からウルトラマンが大好きです。
言うなれば、半世紀もの間、愛し続けてきた女性を寝取られた!感じ。
更に、寝取った相手は自分よりも広く深い愛で彼女を愛し続けてきたのだ、という現実をまざまざと見せつけられた気持ちです。
俺の愛は庵野秀明には適わない。。。「完敗です。」となりました。

もっと言うと、2回目を観終わって全て把握した時、庵野秀明に言われたのです。
「お前が最初に見た銀色の巨人は、ウルトラマンやないやろ?」と。
考えてしまいました。自分が最初に見たウルトラマンは何だったのか。私が幼い頃、大阪では幸い(?)平日の午後4時代にほぼエンドレスでウルトラシリーズが再放送されていました。白黒であるウルトラQ以外、ウルトラマン、セブン、帰りマン、A、タロウまで。レオの再放送は記憶にないです。
恐らく、自分が最初に見たウルトラマンは帰ってきたウルトラマンだったのかもしれない。。。ただ、繰り返し再放送されるウルトラシリーズの中、初代ウルトラマンに一番影響を受け感化され一番好きになったのは事実。
でも、痛快娯楽劇場の橋本さん曰く「正座して観ていた」世代には適わないのか。。。

全くの個人的見解ですが、庵野秀明にとって、カラータイマーをつけないウルトラマンを撮るってことを円谷プロに承諾させた時点で、彼の目的の半分を達成したのではないだろうか。成田亨の親族と円谷プロとの和解。これで彼の目的の半分は達成しているはずなのだ。「オリジナルデザイン成田亨」のテロップに涙。残り半分は、ウルトラマンを再構築して、次の世代に渡す。それも感受性豊かな若い世代には、この作品であれば、きっと届いたはずで、達成できているのだろうと思う。

シン・ウルトラマン_c0176340_00290609.jpg
今日で5回観ました。見る度に発見があります。
以下、ネタバレ含みます。

なぜ、初見を涙で訳わからなくなったかと言いますと...光の星の使者が「人間を刈り取る」と言ったことです。衝撃が過ぎました。
庵野秀明、ずっと考えていたのでしょう。”なぜ、ウルトラマンは地球に来たのか”を。

絶対正義である光の星の使者より先に悪の化身、メフィストであるメフィラスが地球に来ていた。生物兵器である禍威獣(今までいろいろ怪獣の自論を述べてきましたが、生物兵器と定義し、怪獣ではなく禍威獣と別表記されてしまっては最早、何もツッコめない。)が環境破壊というトリガーで目覚める。古代生物兵器である(ウルトラQの)禍威獣は地球の知的生命体である人間の手により何とか倒した。メフィラスとしては「ほほう、なかなかやるやん」だったはず。で、第2世代のこの星のインフラを破壊するネロンガにおいては流石に人間の手に負えない。メフィラスとしては光の星の使者を呼び寄せる格好の餌として使った。案の定、光の星の使者リピアが降り立つ。
で、降り立った際の衝撃波で斎藤工演じる神永の命を奪ってしまう。
ネロンガを撃退した後のリピアが神永の方を見ているシーン、これが非常に重要。

生物として、大きい個体の方が価値がある。その大きさになるまでの時間と費やしたエネルギーを考えれば当然のこと。
だが、しかし、神永はあろうことか、自分よりも小さな個体を守って、自分の命を落としてしまったのだ。
リピアにしてみれば「は?何してんねん。自分が死んでしまっては元も子もないやろ?」と困惑したのだ。
個体で全てが成立している光の星の高度知的生命体には理解不能な自己犠牲という行動。
でも、そこは知的生命体、「なぜ?」に歯止めが効かなくなってしまった。
「知りたい!」という純粋な欲求は時として狂気に走らせる。「人間を殺したらどうなるか、知りたかった」という昨今、後を絶たない犯罪者同様、光の星で禁じられている原星民との融合、同化を行い、人間の行動原理を知ろうとする。そのために出来る限りの書物も読み漁る。劇中、神永=ウルトラマンが読んでいる本の中、何を読んでいるのか、ハッキリと分かるのは「野生の思考」この本の著者レヴィ=ストロースは本来哲学者ではなく人類学者。アマゾンなどの原住民と数か月、共に生活をして、その生活習慣、生活様式、文明を学びレポートする人。
で、当時の西洋はどうかっていうと、西洋哲学の黄金期とでもいいますか、もう我々は真理に近づいているのだ、このまま真理に向かって進むべきだ!でもって、未熟で未開の人々も我々が導いてあげないといけないよ!と奢り高ぶっていた時代(サルトルが典型的)でした。
そこで、その未開の人々、アマゾンの部族と生活を共にしてきたレヴィ=ストロースは気づいてしまう。
いやいや、それって我々、西洋人の思いあがりでしかないよ、彼ら、未開の部族にもそれぞれ、ちゃんと社会構造があって、彼らには彼らの思考があるよ、我々西洋人の思考はそのたった1例に過ぎないよって、近代西洋哲学の鼻っ柱を折った書物が「野生の思考」

例えば“しあわせ”という言葉を持たない部族が近代になっても実在した。西洋人が”しあわせ”とは何かを説明する。「豊かで何不自由なく生活できることだよ」と。アマゾンは魚も獣も捕れるし、フルーツ&穀物も農業をしなくてもそれなりに自然と収穫できる肥沃な環境の中、個々の部族が生きていくにはとりあえず、問題がなかったのだ。なので、アマゾンの未開部族の人は考えてしまう。
考えた結果、”しあわせ”について説明する西洋人にこう言った「あなたのいう”しあわせ”って、誰も病気になることなく、争いもなく、未来永劫子孫を残せるってことかい?」と。地球上の生物の究極の目的は何か、味も素気もなくいえば”DNAの乗り物”です。それこそが少なくともこの地球上の生物全ての究極の目的である。未来永劫、このDNAを残せ、なのだ。”しあわせ”という言葉を持った我々は”不幸せ”という状況も作ってしまった。誰も病気にならず、争いもなく、皆平和に子孫を育めればこの地球上の生物としては何より。だから、我々より文明として劣っている未開の民族を我々の手で導いてあげないといけないなんてことは思い上がりも甚だしく、実は彼らの方が余程豊かで生物として当たり前の生活を送っていることになる。これには西洋人のどんなに幸せな人も適わない。

話を本筋に戻します。
高度知的生命体である光の星の使者であるウルトラマンは最終的に人間を守れるなら、躊躇なく自分の命を投げ出すまでに至った。
思うに、滝に託した時点で、自分の命と引き換えにすれば、何とかなる、ということをウルトラマン自身、知っていたのではないか。
その上で、人間に託した。彼らがその答えに辿り着いたならば、喜んでこの命を捧げよう、と。だから西島演じる班長が「それは却下だ」という案に「問題ない、構わない!」と即、断言したのではないか。

それでも人間は分からない。興味深い存在だ。人間はか弱く、幼いから、見守っていくべきだ、と思うまでに至った。
なので、「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」に全てが集約されている、と思うのです。
(劇中では「ウルトラマン、そんなに人間が好きになったのか」というセリフですが、宣言文句としては「ウルトラマン」が後ろに来る方がキャッチーだ。)

メフィラスはもう寸でのところでウルトラマンを倒せるところまできておきながら、ゾーフィーが来ていることを知って、慌ててβシステムを返してもらってトンズラします。”面倒な”と劇中言ってますが、マジでヤベェ奴が来た!人間と同化するという光の星の禁を犯したウルトラマンとは交渉の余地がある、と思ったけど、ゾーフィーは理屈が通じない、絶対正義を振りかざし、恒星ごと消失させることを何とも思わない存在が地球に来てしまったのだから。絶対正義の存在ゆえの悪の化身メフィストであるメフェラスには勝ち目もクソも微塵も存在しないわけです。

例えるなら地球上の平和を守るためなら、絶対正義の名のもとに核兵器をバンバン使って躊躇なく一国を消滅させることを何とも思わないような国があるってのと同じ。そう光の星は我々が知る”光の国”とは違うのだ。ってことに、ここで気づいてしまう。
しかも”ウルトラマンがなぜ、地球に来たのか”もです。そう、そもそもリピアも”そっち”側であったってことですよ!
たまたま、我々でいえば蟻ん子踏みつけて殺してしまった時に、自分より小さき個体を守って命を落とした、という自分の思考では理解不能な行動をとった原生人類に興味を持ち、”知りたい”と思ってしまったから、人間のために生涯を捧げるまでに至っただけってこと。この衝撃にクラクラし、涙し、もう訳が分からなくなってしまった。光の国の使者は無条件で人類のみかたではなかった。。。。リピア=ウルトラマンだけが人間側についてくれただけだったのだ。
もっと考えてしまう。日本という国は今、かなり危うい立場にある。ロシア、北朝鮮、中国(敵対意識を根っこに持ってるということで言えば韓国も)と隣国を全て敵国に囲まれ、アメリカという太平洋を挟んだ遠い国と仲良くしているこの状況、どうする!?って話です。
自分たちのことは自分たちで守らないといけないのでは。。。。アメリカはウルトラマンにはなってくれないよ。
「成せば成る、成さねばならぬ何事も」
さて、果たしてラストシーンの目線は神永のものだったのだろうか。。。
幼き頃、親戚または近所のおじさんに「将来、何になるんや?」と問われて「ウルトラマン!」と何の疑いもなく胸張って答えてていた、何にでもなれると信じていたあの頃の僕ら観客一人一人の、もちろん今現在子供である少年少女一人一人の目線だったのではないだろうか。
願わくば、この庵野秀明からのバトンをキチンと受け取った感受性豊かな少年少女が30年後、40年後に造るものを見てみたい、というこの先の大袈裟に言えば”生きる希望”を与えてくれたことに感謝して(正直、まだまだ語り足りないのですが)1年近く放置しておきながら、長々と書いた筆をおろさせていただきます。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

# by gu_chii | 2022-06-09 01:52 | 映画

TSUBURAYA EXHIBITION 2021

兵庫県立美術館にて円谷EXHIBITIONが開催されている、同時に北欧の建築展も開催されている、というニュースを見て、10年以上ぶりに兵庫県立美術館まで行ってきました。
感染者が出た場合のために、住所氏名電話番号を記入させるというのは初めての経験。
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かなり大きなウルトラマン(5、6mぐらい?)が最後のエリアにありました。
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写真NGのものとOKのものとがビックリするぐらい入り混じっているのです。そしてNGのものほど撮っておきたいものばかりでした。
これだけOK,NGと次々に入れ代わり立ち代わり展示していたら、気づかずにNGのものも撮ってしまう人が多々出てるものと思われ
主催者というか展示会開催者は展示会については素人なのか?と思えるほどでした。。。
展示ものは多岐にわたるもので、自分の目的とは違う意味でしたが、楽しめました。
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兵庫県立美術館の周りはミュージアムロードと称して、あちこちにアートな展示物があります。
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ヤノベケンジさんの作品がありました。
もう少し涼しくなったら、ゆっくり周ってみたいですね。
写真は偶々曇ってる時ですが暑過ぎて無理!と早々に退散したのでした。


# by gu_chii | 2021-08-12 06:23 | そのほか

怪獣映画の条件

1週間ほど前に、数か月ぶりに竹ちゃんから電話があり、いろいろ話をした中で、まだ「ゴジラvsコング」を観ていないってことだったので、トランスフォーマーを観に行くって思って行く方が良いよーってな話をしました。

自分は観に行った勢いのまま感想を書いていたので、読み直してみたら最後に「怪獣映画ではなかった」とコメントしていて、自分なりの怪獣映画の条件があるんだ、ということに改めて気づかされた。
前回のキングオブモンスターズではゴジラの住処的な場所が、今回のゴジラvsコングでも地球空洞説を肯定した上でのコングの故郷の描写があり、種の起源ではないですが、ハリウッドの映画では「どこから来たのか」にどうしても拘るよね?という想いがある。怪獣は何処から来るのか、それはもう謎にしておいてもらえませんかね?ってことなのです。南の方の海から、とか、地底(地球空洞説無視)から、とか、漠然と宇宙から、で良くないですか?という話です。
怪獣ですからね。

怪獣とは何か?と問われれば”よく分からないもの”です、と答えましょう。得体が知れないからこその”怪”獣でしょう?
以前に平成ガメラ映画は怪獣映画ではない、といった理由はそこです。
人工巨大生命体、と判明した瞬間から、それはもう人工巨大生命体の何物でもないでしょう。全く”怪”しくないでしょう。ってことです。

もう1点、今回のゴジラvsコングに欠けているもの、それは”日常の破壊”です。
レジェンダリーシリーズの最終話だから仕方がないかもしれませんが、冒頭からタイタンとの共存の話でスタートしていて、もうその状況って異常事態ですよね?ってことです。
日常を破壊される、怪獣は天変地異の1つみたいなもので、人間如きが”抗えない”存在。そのためには日常の破壊がなくてはならない、と思っているのです。

なので今回のゴジラvsコングは怪獣映画ではない。

# by gu_chii | 2021-08-09 20:19 | 映画



ワンダーフェスティバル参加DeliciousRainbow、怪獣造形と食いだおれ日記gu_chii@hotmail.com怪獣だけに拘らず好きなガレージキットもご紹介

by gu_chii
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